自己資金ゼロという広告の実態

マンション投資を始める前に、どのような費用がかかるのでしょうか。よく投資マンションの広告を見ると、自己資金ゼロでマンションが買うことが出来ます!というようなものをたまに目にしますが、こういう広告は鵜呑みにしないほうが良いと思います。この広告自体には嘘がないのですが、結局、マンションを購入する場合の頭金やマンションを取得した場合にかかる費用というものが、マンション価格に組み込まれて、それを全て住宅ローンに組み入れてマンションを購入する仕組みになります。この買い方をすると、通常の買い方のように頭金を支払って、残りの90%の物件価格を長期で支払うよりも借入金額が多くなってしまうので、負担が増えてしまいます。

このケースで最悪なのは、変動金利でローンを借りた場合に、将来金利が高くなった時に、支払いが難しくなったりするケースは十分考えられます。その時に、賃貸人がついていれば、住宅ローンの負担はいくらかカバーできますが、賃貸人がついていなければ、月々の支払いの負担が大きくなり、支払えなくなってしまえば、競売にかけられてしまう事になり、大事な資産を失ってしまいます。したがって、家賃収入があるにしても、それを前提条件に返済計画を立てるのではなく、まずは家賃収入が見込めなくなった場合のことを想定して、できるだけ、月々の負担をかからないようにし計画を立てることが大事です。

マンション購入する際の諸費用の内訳

では、マンションを購入する際にはどのような費用がかかるのかということをご説明します。まずは、頭金がかかります。金融機関によっては5%出してくれれば、残りの95%を融資しますというところもありますが、こちらは10%は最低でも払うようにしましょう。その理由としては、住宅ローンの融資は長期になりますので、できるだけ負担が少ないほうが、万が一のことを考えた場合のリスクに対応することが出来るからです。
次に頭金以外にかかる費用には、諸経費と言うものがあります。諸経費にはどういうものがあるのかと言うと、

  • 契約書に貼付する収入印紙代(印紙税)
  • 金銭消費貸借契約に収入印紙代(印紙税)
  • 登録免許税(土地の所有権移転、建物の所有権保存、住宅ローンの抵当権設定のそれぞれ登記費用)
  • 司法書士への報酬
  • 融資手数料
  • 保証料
  • 火災保険料
  • 地震保険料
  • 団体信用生命保険料

などがかかります。諸費用の目安としては、マンション価格の6〜7%ほどになります。